3大ギタリストの中でも歌わず、そして作曲がどうこうというよりももっともギタリストとして生きているのがジェフ・ベックなのではないでしょうか。既に還暦をすぎ、それでもギター少年といわれるほど無垢に純粋にギターをプレイしている。このアルバムを聴けば決して時代遅れの音楽を作っても年齢に合った音楽をしていないのです。打ち込み系サウンドであり、テクノ的なギターを聴かせ、なかにはものすごくヘヴィな音楽もある。ロックでもテクノでもジャズでもなく、「ジェフ・ベック」である。それをいわずにはいられない。
初期からのファンなら、#1「ソー・ホワット」のヘヴィな始まりには驚くかもしれません。ヘヴィロックにジェフ流のテクノ的な音楽が混じっています。#5「シーズンズ」は素晴らしい展開を持つ楽曲です。まさしく四季といわんばかりの展開のある楽曲です。重くてリズミカルな掴みのあるギターリフが中心に始まり、中間でしんみりとキーボードで空間を作りながらなきのギターをこれでもかと響かせてくれています。鳥肌モノですね。#11「マイ・シング」が一番掴みのある覚えやすくのりやすい曲だと思います。テクノらしくリズムも一定で所々のシャウトが心地よいです。
ワイアードとかのジェフ・ベック初期からのファンの方には結構違和感のある楽曲と感じるかもしれませんけれど、新しいジャンルへ挑戦し続けるのがジェフ・ベックです、もし聴いていなければぜひ。
収録曲

