2005年12月04日

ギターインスト:Jeff Beck「Jeff」

 ジェフ・ベックのスタジオアルバムとしては最新の2003年発表「ジェフ」。
 3大ギタリストの中でも歌わず、そして作曲がどうこうというよりももっともギタリストとして生きているのがジェフ・ベックなのではないでしょうか。既に還暦をすぎ、それでもギター少年といわれるほど無垢に純粋にギターをプレイしている。このアルバムを聴けば決して時代遅れの音楽を作っても年齢に合った音楽をしていないのです。打ち込み系サウンドであり、テクノ的なギターを聴かせ、なかにはものすごくヘヴィな音楽もある。ロックでもテクノでもジャズでもなく、「ジェフ・ベック」である。それをいわずにはいられない。
 初期からのファンなら、#1「ソー・ホワット」のヘヴィな始まりには驚くかもしれません。ヘヴィロックにジェフ流のテクノ的な音楽が混じっています。#5「シーズンズ」は素晴らしい展開を持つ楽曲です。まさしく四季といわんばかりの展開のある楽曲です。重くてリズミカルな掴みのあるギターリフが中心に始まり、中間でしんみりとキーボードで空間を作りながらなきのギターをこれでもかと響かせてくれています。鳥肌モノですね。#11「マイ・シング」が一番掴みのある覚えやすくのりやすい曲だと思います。テクノらしくリズムも一定で所々のシャウトが心地よいです。
 ワイアードとかのジェフ・ベック初期からのファンの方には結構違和感のある楽曲と感じるかもしれませんけれど、新しいジャンルへ挑戦し続けるのがジェフ・ベックです、もし聴いていなければぜひ。

収録曲
posted by しょうへい at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | インストゥルメンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月09日

ギターインスト:Steve Vai「Real Illusions: Reflections」

 天才ロックギタリストとして世界中が絶賛するスティーヴ・ヴァイの2005年最新アルバム「リアルイリュージョンズ」です。
 カテゴリをインストにしてしまったけれど、実際には歌がちょっとだけ入っています。
 いやいやいや、このアルバムもまた素晴らしい出来上がりでした。いままでにも数多くの素晴らしいアルバムを制作し、ギターを弾く弾かない人にかかわらず聞き易く、エキサイトさせてしまうミュージシャンであり、僕は彼をギタリストであるよりも「エンターテイナー」であると思っています。ライヴではギターとベースで並んで隣り合う別人の楽器を弾き合ったりと、視覚的に楽しめるライブらしく、今年日本でG3というギター3人での公演を見れなかったことを非常に悔やんでいます。これだけ期待させるスティーヴのこのアルバム、内容としては「Fire Garden」とかを僕は思い出したのですが、どちらかというと音楽性もありながら複雑怪奇なもうよくわからない拍子に挑戦していたり、素晴らしい音楽があり、また明るいものからシリアスなものから幅広く抑えています。よく聞けば難解に気付くのだけれど、しかし気付けばアルバムが終わっている。安心してのめり込んでしまえる。スティーヴはこのアルバムは「挑戦であり、ひょっとしたら今までと違うからファンが離れてしまうかも知れない。でも僕には新しいことに挑戦しなければいけなかった」と言っていた。聞いてみて、不安はまったくない。このアルバムは十二分にスティーヴ・ヴァイしていると思うし、これまで以上に楽しめるものであると思っています。今まで来ていた人も初めての人も、ロックギター音楽の新しい楽しみ方として、絶賛しておススメします。メンバーも、ベースにはなんと元Mr.Bigのビリー・シーンが参加しているというだけでものすごく期待するでしょ? 彼は勿論スティーヴのアルバムであるから音楽を最優先にしているから前面にでてこないと思いきや、聴き込むとやっぱビリーじゃなきゃこのアルバムをサポートできなかったでしょう。その他にも超がつくギター速弾きのトニー・マカパインもギター、キーボードで参加していたり、素晴らしいアルバムになるべくして成った作品。

続きを読む
posted by しょうへい at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | インストゥルメンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする