2008年01月22日

洋画:アンダーワールド


ヴァンパイア対ライカン(狼男)を描くSFアクション。

セリーン・・・女性ヴァンパイア、処刑人と称される
クレイヴン・・・ビクターの後任としてリーダーとなったヴァンパイア
エリカ・・・
ルシアン・・・ライカンの殺されたリーダー
マイケル・コーヴィン・・・ライカンに狙われる人間

<あらすじ>
ライカンのリーダー、ルシアンがついに殺された。
それによりちりぢりとなったライカンたち、それによりヴァンパイアの勝利は近づくことになり、それから6世紀、戦いは続いている。
ライカンの数は劣るものの、それでも手強い。
ヴァンパイアはライカンとのゲリラ戦を続けている中、ライカンがある人間を探しているということに気づいた。
なぜライカンはマイケルという人間を捜すのか、その真相は・・・?
そして、ライカンとヴァンパイア、どちらが生き残るのか。

オススメ度:☆☆☆

まあまあおもしろいB級映画で、「ブレード」の一作目を想起させる。
舞台が現代ということでキャラクターの武器が銃というのもまた似ている。銀の弾丸、不死、満月、たいてい吸血鬼や狼男のキーワードを抑えた、まあまあおもしろい作品でした。
吸血鬼を主人公とした作品であるけれど、ライカン(狼男)側としてもおもしろいテーマが複線的にあるのがおもしろい。
キャラクターは脇役がちょっと多くて、めんどくせー、って少し思います。似た格好のがヴァンパイア、ライカンどっちだったっけ、と紛らわしい。
それよりも特殊メイクがおもしろくて、人間の姿から変身するところは非常に興味深い。ライカンに変身するところの変わり方が気色悪くて、それがクリーチャー映画という感触がおもしろく感じられるものです。

でもまあ、アクションとしてはおじいちゃんまで剣を振るうのが観ていていたたまれなくなりました。それは置いておいても、たいしたことない。拳銃撃ってる吸血鬼ものなんていまや珍しくないですが、なんだか盛り上がりやら緊迫感やらに欠ける、いまいちなところ。

たまにはこういうのを観てもいいかな、とは思います。キャラクターのかっこよさは確かですし。
この映画も「ブレード」の一作目みたいに、B級くささがあっても次回作からものすごく注目される大ヒット映画になる可能性もありますし。
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2007年12月27日

洋画:アンダーブラッド


2006年米、吸血鬼アクションホラー。

ルーファス・キング(トーマス・ダウニー)・・・ナインの代表
グレイシー(エリザ・スウェンソン)・・・ナインの一員、ルーファスの恋人
ジャコブ・ヴァン・ヘルシング(レット・ガイルズ)・・・ナインの一員
レイフ(ジェフ・デントン)・・・長老に次ぐ地位の吸血鬼
バートリ伯爵夫人(クリスティーナ・ローゼンバーグ)・・・死んだとされている吸血鬼
クリスティーナ・ロックハート・・・吸血鬼に咬まれた女
リック・・・クリスティーナの婚約者
アビー・・・グレイシーの妹、純血統
コンスタンティノス・・・ルーファスとつながる吸血鬼
オールド・ワン・・・吸血鬼族の代表

<あらすじ>
4月30日のことだった。悪魔が甦ると言われているヴァルブルギスの祝日前夜。
死者は歩き出し、
吸血鬼ハンター「ナイン」と吸血鬼族が協定を結んで以来、初めての会合をした。
ルーファス・キングはナインの代表として吸血鬼族の代表はオールド・ワンと退治した。
協定の内容とは、互いに殺し合わないことを目的とするものであり、怪しい部分もあるものの、ナイン側としては受け入れることとした。
しかし、ついに吸血鬼族はその協定を破った。
そしてクリスティーナは吸血鬼に咬まれ、人間ではいられなくなってしまった。
そして誘拐され、婚約者のリックはルーファスとともに吸血鬼族のボスであるオールド・ワンに会いに行くことになる。お前らは協定を破ったな、と。
そこで得られたものは、死んだはずの吸血鬼のバートリが破ったということであった。
ルーファスらはバートリを討つべく、ナイン再結成をし、吸血鬼の力も借りて戦う支度を調えることとなった。

お勧め度:☆☆

B級映画を楽しむには、当然B級くささに慣れてこないと面白くない。この映画もいかにもBっぽいでしょ、吸血鬼がテーマというだけでB級っぽいから覚悟はできていたけれど、ものの見事なB級作品でした。なにが、って言えば、微妙なキャスティングとテーマ選定から始まり、微妙なカメラワーク、変な衣装、中途半端なストーリーと設定、へたくそなアクション、どの切り口から見てもキング・オブ・B臭がたまらない。
ストーリーとか感情の動きとかとてつもなくおざなりで、オマエ、どうしてそんなためらいもないの!?とか、最後のやっつけ方ってそういうワザ使っていいのか!?それでどうしてその結末になるんだ!?とか、突っ込みたくなってしょうがない。それがB級を楽しむとしてはよいのではないか、と思いました。そういう意味では楽しめる。
一般的には見る価値なしですが。

最後のあいつ、あの豚の化け物みたいなの。あれには追ったまげたというか。
最後の最後にあの着ぐるみ、その上あの歩き方。ついにはそういうオチもつけてくれるとは思いませんでした。吸血鬼がすべて人間型だっただけに、あの場であいつがまさかあんな格好で登場するとは。中途半端の極み、これぞB。狙ったのがマジなのか。

B級好きな方にはお勧めかも。一般的には勧められませんな。
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2007年11月07日

洋画:ブルークラッシュ


2003年米、青春映画。
原題・・・Blue Crush
監督・脚本・・・ジョン・ストックウェル
製作・・・ブライアン・グレイザー

アン・マリー(ケイト・ボスワース)・・・サーフィン大会で優勝を目指す
ペニー・・・アンの妹
リーナ(サノー・レイク)・・・アンの友人
イーデン(ミシェル・ロドリゲス)・・・アンの友人、サーフィンに情熱を捧げる
マット・・・NFL選手、アンを口説く

<あらすじ>
3年前、サーフィン大会で優勝したアン・マリーだが、波に飲まれて座礁事故を経験し、最高の波を捕まえても乗りこなすことができずにいた。
そんな中再度サーフィン大会に出場することになったのだが、その一週間前NFL選手のマットにサーフィンを教えることになり、そのまま恋仲となった。
相棒のイーデンはアンに対し、練習を置き去りにして男を取ったことに対し批判し、ついにアンはサーフィンを投げ出してしまった。

オススメ度:☆☆

最初この映画を借りたときはてっきりホラーかと思っていたので、それどころが青春映画だったので落差にびっくりだった。だってあの海の岩に頭ぶつけてそれがトラウマなんて、いかにもホラーっぽい見せ方だったし、タイトルもなんだかそういう感じがするじゃないか。でも青春。
まあそれはそれで悪くなかったし、面白かった。変な人間関係もあり、母親は子供をおいて男と遠くへいき、妹は高校生ながらマリファナすいながらクラブを出入り。友人二人といっしょにホテルで働いて一緒に生活して、妹を朝高校へ送り届ける。まあかわった設定であるけれど、それはそれで青春映画っぽい。
サーフィンの映画だからと期待したビキニシーンは、まあおっぱいぽろりなんてのはないし、まあセクシー映画じゃないからそこまで期待した訳じゃないけれど、でもやっぱりビキニだし、期待しました。まあなんどもいうけどスポーツ青春映画ですから!

まあたまにこういう青春映画も悪くないです。ヒップホップは嫌いですがね。
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2007年11月05日

洋画:沈黙の聖戦


2003年米、セガールアクション。
原題・・・Belly of the Beast

ジェイク・ホッパー(スティーヴン・セガール)・・・元CIA
ジェシカ・・・ジェイクの娘、誘拐された
レオン・・・CIA、誘拐事件担当
スンティ・・・ジェイクの元相棒、10年間僧侶を続けていた男
フィッチ・・・元CIA、バー経営者
ルル・・・フィッチのバーでジェイクが助けた女性
レナ・・・謎の女

<あらすじ>
タイ旅行をしていたジェシカ、上院議員の娘サラたち。川で水浴びをしているところ、突如イスラム過激派に誘拐されるという目に遭い、過激派アブ・カラフの息子を救うための交換に二人を人質として使うというわけである。それを知った父であるジェイクが救出を決意し、単身タイへ乗り込むのであった。
そこには10年前の相棒であったスンティが僧侶の身でありながら、その立場を捨ててまでジェイクに協力することを約束し、二人をアブ・カラフから救うこととなった。しかしそこにはあらゆる陰謀が渦巻いており、アブ・カラフのみならずタイ政府やCIAまでも敵に回す結果となったのである・・・。

オススメ度:☆☆☆

セガール作品の中でもアジアンアクションとなっている作品で、セガール以外の脇役のアクションシーンも見所になっている。悪くない、と思ったものの、蹴られて吹き飛ぶシーンのワイヤーで引っ張られるのがあまりにも不自然で、観ていて「なんだよ」って感じになってしまっていた。イヤミなんですよね、動きが。
まあわざとらしいのは結構だけれど、ちょっと気に入らない。まあぶっ飛ばされるところが気に入らないというのもケチな感想ではありますが。
ストーリーもいつものセガール映画だし、気にするもんではないです。アブ・カラフがしょぼい部分がいくつかあって、つっこむのかどうするのか困りましたけれどもね、視聴者としては。まあ呪いのシーンは、あれはありなんだろうか、なあ。タイの僧侶がみたら悲しむんじゃないの?
まあいつもの無敵セガール映画、好きならどうぞ。
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2007年11月04日

洋画:ウルトラヴァイオレット


2006年米、SFアクション。

ヴァイオレット(ミラ・ジョヴォビッチ)・・・ウイルスに感染しファージとなったことで人類を恨んでいる女
シックス(キャメロン・ブライト)・・・人間への復讐を誓うファージ
ディクサス(ニック・チンランド)・・・ファージ滅亡を企む

<あらすじ>
HGV。米国で増強兵をつくるための薬だった。しかしそこからはみたこともないウイルスが見つかった。人間の能力を増強させるが12年しか生きられない。それら感染者をファージと呼んだ。
そのあっというまに感染は広がり、ファージにおびえる時代となった。ファージには腕章の着用、施設への収容・・・。
感染したヴァイオレットは妊娠をしたとき、夫は殺され、流産した。それが生き残ったファージと共に地下へと潜ることを決意させ、人間への復讐を誓ったのである。
フィルディナント・ディクサス枢機卿。それがファージを殺すための人間の組織の中心であり、ファージを皆殺しにする兵器を作り上げた。
その兵器をヴァイオレットたちは奪い、破壊することに決めた。兵器はアタッシュケースに入っており、まんまと奪うことに成功した。奪ったアタッシュケースをバイオレットは組織のボスへ届ける直前、不意にアタッシュケースの中身が気になり、あけてしまった。中には子供が入っていた。体内で汚染物質を作り出すタンパク質をもっているという。ボスはその子供を殺すことが重要であるといった。そのためにアタッシュケースを手渡せ、と。
しかし子供を奪われた経験のあるヴァイオレットには、子供を殺すことができなかった。子供の手を取り、ヴィオレットは自らの組織と人間の両方を敵に回すことになってしまったのである。
ヴァイオレットは兵器である子供を守りきれるのか。

オススメ度:☆☆☆

アメコミらしい作品で、効果として背景やらの色が変わるというのが非常に面白い。
アクションとしてもなかなかだし、派手で展開スピードもよい。
ただストーリーはめんどくさくて、理解できないうちに次から次へと話も敵もかわっていくし、ついていくのは大変でたいていおいていかれがちになります。心情の変化が早すぎる。
まあマトリックス的なアクションが好きならオススメです。
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2007年11月02日

洋画:イーオン・フラックス


2005年米、SFアクション。

監督・・・カリン・クサマ
脚本・・・フィル・ハイ、マット・マンフレディ
音楽・・・グレーム・レヴェル

イーオン・フラックス(シャーリーズ・セロン)・・・モニカンで戦う女性
ウーナ(アメリア・ワーナー)・・・イーオンの妹、殺害される
ハンドラー(フランシス・マクドーマンド)・・・モニカンで司令をする女性
シサンドラ(シソー・オコネドー)・・・足に手を持つ女性、イーオンの仲間
トレヴァー(マートン・チョーカシュ)・・・トレヴァー家の長男、研究者
クローディアス(ニコライ・キンスキー)・・・ウーナの恋人
オーレン(ジョニー・リー・ミラー)・・・トレヴァーの弟

<あらすじ>
2011年、ウイルスで500万人を残して世界人口は滅んだ。トレヴァー・グッドチャイルドは治療法を考案し、そして都市ブレーニャへと移り住んだ。その後グッドチャイルド家が400年統治する時代が続いた。
しかしその後グッドチャイルド家へ反乱分子が生まれていた。彼らは自分自身のことを「モニカン」と呼んだ。ブレーニャでは人が次々といなくなるという怪現象が起きており、それらはグッドチャイルド家が絡んだ殺人であると考えたからである。
モニカンはグッドチャイルド反乱を起こし、イーオン・フラックスはグッドチャイルド家に乗り込むのであるが、そこには暗殺相手のトレヴァーという男を見つけたとき、トレヴァーはイーオンに向かって「キャサリン」と言ったのである。その言葉にイーオンは混乱し動揺する。イーオンはトレヴァーを知っていたのであったから。
トレヴァーを殺せなくなったイーオンはモニカンの裏切り者となり、モニカンとグッドチャイルドという2つから追われることになったのである。
イーオンはトレヴァーから事件の真相を知り、真の敵を倒す覚悟をするのであった。

オススメ度:☆☆☆☆

シャーリーズ・セロンってセクシーだけれども、とにかく美しい。この表情とか仕草とか、すばらしいよね。これはファンになるくらいです。
以前「モンスター」をみたときとはやっぱり違うよね、この美しさがいいですよ。この映画みた後、あっちを本当に同じ人がやっているのか、ものすごく不安になるくらい激しいキャラクターの差があって、もう驚いて驚いて。
この人がこういう視覚的な美しさやインパクトを与える映画に出ると、よりいっそう映える。白い背景に黒いスーツで動くとものすごいメリハリできるし。ぴったりの役ですね。彼女だからこそこの映画の完成度を引き上げたといえるでしょう。
ストーリーは紛らわしい。人間関係がややめんどくさいし、感情の動きも変な感じがするし昔の記憶みたいな話も納得しやすいもんじゃないです。でもまあ雰囲気で楽しめるしアクションやらビジュアルやらがすばらしいので細かい部分は気にしません。
とにかくこれはオススメのSFアクション映画です。一度この世界観の美しさを覗いてみてください。オススメします。
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2007年10月30日

洋画:沈黙の追撃


監督・・・アンソニー・ヒコックス

コーディー(スティーヴン・セガール)
ヘンリー(ヴィニー・ジョーンズ)・・・元特殊部隊、狙撃の名手
チーフ・・・元海軍兵
ルイス・・・元海軍兵、ナビゲーター
オハーン・・・元海軍兵、爆破のプロ
ドク・・・元海兵隊、情報収集のプロ
エンダー・・・元陸軍兵、爆薬のプロ
ロリンズ・・・元特殊部隊、偵察のプロ
ダミータ・・・情報のプロ
チャペル(クリスティーン・アダムス)・・・心理班の女性
レイダー博士(ニック・ブリンブル)・・・マインドコントロールの研究者
プラウデン・・・マインドコントロールされた男

<あらすじ>
ウルグアイ、アメリカ大使館で、シークレットサービスが大使を射殺し、自身も自殺をするというショッキングな事件が起きた。どうやらレイダー博士というマインドコントロール研究者が背後にいたというらしい。
そこで、コーディーら特殊部隊を呼び寄せ、事件解決をはかることになった。

オススメ度:☆☆☆

なかなかストーリーがわかりづらい。どうしてこんなにこんがらがったのか、ということは特に気にしないのがセガール映画の見方かもしれませんが、けっこう置いてきぼりを食らった感じの映画でした。
複雑な人間関係と次々かわる場面展開、ダムやら潜水艦やら地上やらオペラ座やら。目一杯詰め込んだ代わりに情報量が多すぎるといったところでしょうか。
まあそれはともかく、セガール映画としては非常に面白いし、脇役がなかなかいい所を押さえていて、セガール以外も見所はたくさんある。ヘンリー演じるヴィニー・ジョーンズは「ミーン・マシーン」を観て好きになった俳優なんですけれど、その彼が狙撃の名手ということで登場するけれど、それよりもげんこつでボコボコどつくシーンの方が目立つというか。一番目立っていたのがこの人の拳。これに教われたらかなわん、とか思いました。セガールは言葉通じるけど、ヴィニーって切れたら言葉通じなそう、とかしょうもないこと考えてました。
まあ悪くないですが、ほかのキャラクターが目立つのでセガール薄めかな、と思ったくらいの映画です。
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2007年10月24日

洋画:戦場のピアニスト


原題・・・The Pianist
監督・・・ロマン・ポランスキー

ウワディク・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)・・・ユダヤ人ピアニスト
ドロタ(エミリア・フォックス)・・・シュピルマンに会いに来たユーレクの妹
ヘンリク(エド・ストッパード)・・・ウワディクの弟
ヴィルム・ホーゼンフェルト(トーマス・クレッチマン)・・・ドイツ軍大尉、ウワディクのピアノを気に入り、助ける
ヤニナ(ルース・プラット)・・・ウワディクを助けるドイツ人

<あらすじ>
英国政府はナチスドイツに宣戦布告を行った。間もなくフランスも宣戦布告をするつもりである。
ポーランドのピアニストであるシュピルマンは、ピアノを弾いている最中、爆撃を受け、自宅へ闘争するのであった。そうこうするうち、ワルシャワ内にてユダヤ人収容所を設立したという記事が書かれ、移住することになった。その後、さらにもましてナチスのユダヤ人迫害が厳しくなってゆく。ウワディクは送還される前に逃亡し、さまざまな知人のつてを頼って逃亡を続けるが、助けれくれた友人らも逮捕され、ついには戦争や迫害で廃墟となった場所へ逃げ出し、ぼろぼろの屋根裏へ隠れることとなった。食事にありつこうと家にあった缶詰を開けようとしたところで、ドイツ軍将校にウワディクははち合わせてしまったのである。仕事を聞かれ、ピアニストだと答えると、隣室のピアノを弾け、と言った。

オススメ度:☆☆☆☆☆

なんと苦い映画だろう、と思う。これが実話であると言うことの重さが、観ているうちにどんどん辛く膨らんでくる。
苦しい中でピアニストとしての人生を捨て逃げ惑いながら、様々な出会いに恵まれ、ついには弾いたピアノが気に入られて命を救われ、ついにはピアニストに戻れた男の運命を描いたものである。それだけなら美しいが、内実は生々しく、戦争あるいは弾圧、暴力統制時代の異常さを強烈に描いている。その中でピアノのシーンはそれを飲み込むくらい強烈だ。ふたつの落差があまりも大きく、ホーゼンフェルト大尉がピアノを聴いている表情がじつによく表していて、すごく揺さぶられる。
映画としても異常な殺戮のシーンを観るのは苦痛ですが、それでもその奥のシュピルマンの演奏を聴く価値は十二分にあります。
絶賛してお薦めする映画の一つです。

そういえば最近こういう記事がありました。戦後間もなく亡くなったホーゼンフェルトが、ナチスからピアニストを救った功績で勲章を贈られたそうです。
posted by しょうへい at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

洋画:沈黙の傭兵


原題・・・Mercenary for Justice
監督・・・ドン・E・ファンルロイ

ジョン・シーガー(スティーヴン・セガール)・・・湾岸戦争の英雄
マキシーン・バーナル(ジャクリーン・ロード)・・・プレスとして情報収集する女
アンソニー・チャペル(ロジャー・グーンヴァー・スミス)・・・闇のフィクサー
ジョン・ドレシャム(ルーク・ゴス)・・・汚職CIA捜査官
サミュエル・ケイ(マイケル・ケネス・ウィリアムス)・・・コンピュータハッカー
クルーガー・・・強力な傭兵
デカーク・・・クルーガーとともに戦う武器のプロ
ラジオ・ジョーンズ・・・通信兵
クリア・・・ブロンドの腕の立つ女
ダサン・・・息子を逮捕された巨万の富を持つ武器商人

CIA本部バージニア州マクレーン。
最高の傭兵をサミュエルとチャペルは探していた。そこに挙がった名前はケイ、クルーガー、デカーク、バーナル、ジョーンズ、シーガーという面々だった。
彼らはCIAに雇われ、ガルモラル島奪還のため戦場へ出向くことになった。しかし戦場へはフランス軍が投入され、傭兵の立場は危うくなっていた。
その裏で、クルーガーとクリアらはフランス大使館の要人を人質として誘拐するのであった。CIAはフランス軍が投入されたことを知らず、傭兵を回収することを諦めたのである。
そして彼らの一人ジョーンズが撃たれ、仲のよかったシーガーは彼の家族の面倒を見るという約束のため、戦場から脱出後、ジョーンズ家を訪ねるのである。
そのジョーンズ家の家族が誘拐されるという事件に巻き込まれ、それは腕利きのシーガーにどうしてもやってもらいたい仕事があるというチャペルが、悪名高い武器商人ダサンから請け負った仕事を強制させるためであった。
不条理な仕事のやり口に対抗する傭兵シーガーたちは、チャペルを裏切り、ジョーンズの妻と子どもを奪還することにしたのである。

オススメ度:☆☆☆

まあまあのセガール映画ですが、格闘アクションが珍しく陰に潜め、ガンアクションがほとんどで、傭兵という役割をこなした映画です。とはいえ当然アクションには変わりなく、文句ない動きを見せてくれます。
とはいえいつもと変わりない脚本で、悪いのが全部やっつけられるのは爽快ながらも、やや血のシーンが多く、子どもの目の前で殺してしまうというのはどうなんですかシーガー、とか思いましたが。
そんな感じのセガール映画、いつもと変わらずですね。
posted by しょうへい at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月09日

洋画:マシニスト


原題・・・The Machinist
製作・・・フリオ・フェルナンデス
監督・・・ブラッド・アンダーソン
脚本・・・スコット・コーサー
音楽・・・ロケ・バニョス

トレバー・レズニック(クリスチャン・ベール)・・・不眠症で異常なほどやせ細ってゆく男
スティービー(ジェニファー・J・リー)・・・娼婦
マリア(アイタナ・サンチェス=ギヨン)・・・喫茶店のウエイトレス
レイノルズ・・・逮捕された男
アイバン(ジョン・シャリアン)・・・トレバーの工場で同じく働く謎の男
シュライク・・・トレバーの大家
ミラー(マイケル・アイアンサイド)・・・トレバーの同僚

<あらすじ>
簀巻きにした死体を崖から投げ捨てようとする男がいた。トレバーという。転がり落ちるとき、簀巻きは広がってしまった。

不眠症で1年苦しんでいるトレバーは工場で働いているが、日に日にやせ細ってゆく様が上司の目にとまり、ドラッグかなんらかの異常を指摘され、仕事がやりづらくなっていった。
ある日トレバーは工場で働く溶接工アイバンという男と知り合い、仕事中アイバンの方に目をやったとき間違えて停止中の機械にスイッチを入れてしまい、機械の中で作業をしていたミラーが腕を切断する事故に見舞われてしまった。
帰宅したトレバーは、冷蔵庫にハングマンの絵が貼付けてあったことに気づいた。
事故のことで安全対策として上司に事件のことを根掘り葉掘り聞かれたとき、なぜ誤って機械のスイッチを押してしまったのか、とのこたえにはアイバンに気が取られたとこたえたのだが、アイバンという者はどこにもいなかった。
次第に書き連ねられてゆくハングマン、トレバーの周りで起きる事件の数々・・・。
ハングマンは誰が書いたのか、そしてその意味は、アイバンとはなにものなのか。
そして、いつかは不眠症は治るのだろうか。

オススメ度:☆☆☆☆

非常にくらい印象で始まる映画で、役作りのために極限まで体重を落としたという。なんと54キロという。「歩く骸骨」と表現された脚本のためにそこまで役作りに徹するとは恐るべし。
この映画はサイコサスペンスということが最初からわかるので、オチだけサイコに逃げる映画と違って、サイコサスペンスものが苦手な僕も面白かった。面白いというのはへんな表現ですが、最後まで見続けたいと思った映画です。
生々しい工場での事故や恐ろし過ぎるお化け屋敷、登場人物の声なども非常に不気味さをにおわせていて、緊迫感に溢れる作りが映画としてよく出来ていた。映画の色合いも淡く、雰囲気が非常に良い。
まあこのストーリーを理解するのは、僕には要所要所理解出来ない箇所もありますが、映画が時間で流れてゆくのに合わせて観ているだけで雰囲気を楽しめればいいんじゃないか、そう思えるサイコホラーでした。映画の中でハングマンのネタが実はそこまで利いているようには感じなかったけれども。

ところでハングマンって、どのくらいの人が知ってるの?あれは中学の英語の授業とかで習った記憶が僕にはありますが、他の人ってどうなんでしょう。知ってる?
posted by しょうへい at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

洋画:ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還


原作・・・トールキン
監督・・・ピーター・ジャクソン

フロド(イライジャ・ウッド)・・・指輪を預かったホビット
サム(ショーン・アスティン)・・・フロド家の庭師、ホビット
ピピン(ビリー・ボイド)・・・フロドのいとこ、ホビット
メリー(ドミニク・モナハン)・・・ピピンのいとこ、ホビット
ヒルボ(イアン・ホルム)・・・指輪を手に入れたフロドの養父、指輪をフロドに譲り旅に出る

ガンダルフ(イアン・マッケラン)・・・魔法使い
アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)・・・勇敢なレンジャー、アラソルンの息子
レゴラス(オーランド・ブルーム)・・・エルフの弓使い
ギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)・・・ドワーフ
アルウェン(リヴ・タイラー)・・・エルフの魔法使い、アラゴルンの恋人
ボロミア(ショーン・ビーン)・・・剣士
ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)・・・エルフの王妃
エルロンド(ヒューゴ・ウィービング)・・・エルフの王
ファラミア(デヴィッド・ウェンハム)・・・ボロミアの弟
ハルディア・・・エルフの隊長
エオメル(カール・アーバン)・・・ローハンから追放される武将
セオドレド・・・セオデンの息子
エオウィン(ミランダ・オットー)・・・セオデン王の娘、剣士となって戦う
セオデン王(バーナード・ヒル)・・・ローハン王、サルマンの傀儡
グリマ(ブラッド・ドゥーリフ)・・・蛇
スメアゴル・・・指輪を追ってフロドに近づく者、ゴラム
サルマン(クリストファー・リー)・・・邪悪な白い魔法使い
デアゴル・・・指輪を最初に見つけ、スメアゴルに強奪され殺される
アングマールの魔王・・・ナズグルの首領

<あらすじ>
かつて、スメアゴルとデアゴルは川で食べ物を探していたホビットだった頃。その場で偶然かあるいは必然手に入ったものは金の指輪であった。デアゴルが見つけた指輪を、スメアゴルは無性に欲しいという欲求に駆られ、殺してまで手にしたのだった。
スメアゴルは村を追われ、ひとり指輪を持って「いとしい”しと”」と呼びながら愛でるのだった。

サルマンは破れた。しかし本当の悪はこれから動き出す。
サルマンの残した水晶を拾い上げたピピンはガンダルフに手渡した。ガンダルフは水晶を観られないよう布にすぐさまくるんだ。

その夜、ピピンはサルマンの水晶を覗きみた。その水晶と目が合ったとき、その空間はサウロンへとつながり、ピピンはミナス・ティリスを狙いとした計画を知る。それを聞いたガンダルフとピピンは2人でミナス・ティリスを駆けつけるのだった。
そのミナス・ティリスには戦死したボロミアの父親、デネソールが怒りの形相で待っていた。協力など得られるわけも無い、しかし時間もないのである。

様々な思惑が交差する第3巻、指輪とは決別出来るのか。

オススメ度:☆☆☆☆☆

もう言うことなしです。第2巻までみたらこの3巻、四の五の言わず最後まで観ていただきたい。
全巻までが凄まじかったから、最後がやや尻すぼみでもっと短縮出来るんじゃないの、と感じてしまいますが、それでも面白いということに変わりはなく、解決の瞬間もまた素晴らしいものになっています。
エンディングもハッピーエンド、後味もこれでよい、と大満足。
3巻立て続けに観るのはしんどいですが、それくらいしても十分楽しめるほどの歴史的大作、21世紀の名作は既にここに生まれたと言っていいでしょうね。
絶賛の3部作、全部おすすめ、全部観ていただきたい。マストです。
posted by しょうへい at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

洋画:ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔


原作・・・トールキン
監督・・・ピーター・ジャクソン

フロド(イライジャ・ウッド)・・・指輪を預かったホビット
サム(ショーン・アスティン)・・・フロド家の庭師、ホビット
ピピン(ビリー・ボイド)・・・フロドのいとこ、ホビット
メリー(ドミニク・モナハン)・・・ピピンのいとこ、ホビット
ヒルボ(イアン・ホルム)・・・指輪を手に入れたフロドの養父、指輪をフロドに譲り旅に出る

ガンダルフ(イアン・マッケラン)・・・魔法使い
アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)・・・勇敢なレンジャー、アラソルンの息子
レゴラス(オーランド・ブルーム)・・・エルフの弓使い
ギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)・・・ドワーフ
アルウェン(リヴ・タイラー)・・・エルフの魔法使い、アラゴルンの恋人
ボロミア(ショーン・ビーン)・・・剣士
ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)・・・エルフの王妃
エルロンド(ヒューゴ・ウィービング)・・・エルフの王
ファラミア(デヴィッド・ウェンハム)・・・ボロミアの弟
ハルディア・・・エルフの隊長
エオメル(カール・アーバン)・・・ローハンから追放される武将
セオドレド・・・セオデンの息子
エオウィン(ミランダ・オットー)・・・セオデン王の娘、剣士となって戦う
セオデン王(バーナード・ヒル)・・・ローハン王、サルマンの傀儡
グリマ(ブラッド・ドゥーリフ)・・・蛇
スメアゴル・・・指輪を追ってフロドに近づく者、ゴラム
サルマン(クリストファー・リー)・・・邪悪な白い魔法使い

<あらすじ>
指輪を狙う数多のオークに襲われモンスターに襲われ、ガンダルフを失い、ついにフロドは二人で旅立つことになった。
フロドを追いかけて来たゴラムに指輪を取られそうになり、そいつを捕まえることでモルドールへの近道を聞き出すことに成功した。

一方アラゴルン、レゴラス、ギムリはオークに捕らえられたピピンとメリーの後を追い、ファンゴルンの森へと探しにいった。
そこでみたものは、白い魔法使いの姿であった。

オススメ度:☆☆☆☆☆

さすがの第2巻、この樹木の戦いのシーンはすごい。こんなイメージをCGで作るというのは当然凄いし、一昔前では映像化できなかった。こういうのは監督の想いってのを、CGクリエイターにどうやって伝えるのか不思議でしょうがない。いかにイメージ通り伝えるのか、ということが一苦労だろうし。
この巻で話の大きな筋は解決しつつあるんだけれど、悪いヤツはやっつけるし。だからほとんどアクションが命ということで、あのオークとか城での対決はものすごく楽しめた。
アクション命の第2巻、これもおすすめです。ぜひ全巻みてみるべきです。1巻観ないで2巻だけ観てもよくわからないとおもうので、しっかり第1巻から観てください。
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2007年10月06日

洋画:ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間


呪われた力を持つ指輪を破壊するため、ホビットと旅立つ仲間たちの旅を描くファンタジー。
監督・脚本・・・ピーター・ジャクソン

フロド(イライジャ・ウッド)・・・指輪を預かったホビット
サム(ショーン・アスティン)・・・フロド家の庭師、ホビット
ピピン(ビリー・ボイド)・・・フロドのいとこ、ホビット
メリー(ドミニク・モナハン)・・・ピピンのいとこ、ホビット
ヒルボ(イアン・ホルム)・・・指輪を手に入れたフロドの養父、指輪をフロドに譲り旅に出る

ガンダルフ(イアン・マッケラン)・・・魔法使い
アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)・・・勇敢なレンジャー、アラソルンの息子
レゴラス(オーランド・ブルーム)・・・エルフの弓使い
ギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)・・・ドワーフ
アルウェン(リヴ・タイラー)・・・エルフの魔法使い、アラゴルンの恋人
ボロミア(ショーン・ビーン)・・・剣士
ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)・・・エルフの王妃
エルロンド(ヒューゴ・ウィービング)・・・エルフの王

<あらすじ>
遥か昔、中つ国。村で平和な生活を営むホビット族。そのフロドは帰宅したところ、姿を消すことが出来る指輪をヒルボから授かった。その指輪には呪いがあり、魔法使いガンダルフに使ってはならぬと言われた。そのためフロドに指輪を渡したのである。
そしてフロドはその指輪を破壊するために、仲間たちと旅に出るのである。

オススメ度:☆☆☆☆☆

これを観てどこに文句が言えようか。長いってことくらいか。それでも惚れる名作で、劇場版よりも長いDVDの長尺のものを観てもらいたいくらいの作品です。
文句、そう、文句がもう一つだけあった。背景が複雑でストーリーの理解を妨げるのだ。これはこまってしまった。そもそもエルフとかドワーフとかホビットが出てくる映画ってのはファンタジー作品くらいしかないけれど、エルフのイメージって羽の映えたハダカの小人の女の子とか、そういうのがあるとどうしても理解の妨げになって、世界観やストーリーがごっちゃごちゃに感じられてよくわからなくなりがちだったりします。
だから公式サイトで予習が必要かもしれません。
細かいことはどうでもいいというかたはもっと短い映画を好むでしょうけれども、しかしボロミア。この怪しげな男のシーンでは例え映画の途中でおいていかれてしまったとしてもボロ泣きしてしまうくらい、エンターテイメントとしても抜群のモノになっています。
この第1巻ですが、あのどこで撮影したのか気になってしまうくらいのホビットの村は、映画の頭から「いい映画」だと感じさせるものですし、そう思ったら指輪を触った瞬間のシーンのおどろおどろしさったらない。恐怖が近づいてくるという感覚もよい。洞窟でのハラハラもびびってしまう。
ぜひともこのロード・オブ・ザ・リングを観て、第2・第3巻を楽しみましょう。これからもっと面白くなるのですから。

公式サイトリンク:http://www.lotr.jp/
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2007年10月05日

洋画:ナイトミュージアム


2006年米、仕事を転々として始めた博物館の夜の警備員、そこで体験する奇跡との対面を描く。

原作・・・ミラン・トレンク
監督・製作・・・ショーン・レヴィ
脚本・・・ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン

ラリー・デイリー(ベン・スティラー)・・・職と仕事を転々とする男
レベッカ(カーラ・グギーノ)・・・博物館の受付嬢
セシル・フレデリックス(ディック・ヴァン・ダイク)・・・博物館の警備員
ガス(ミッキー・ローニー)・・・博物館の大男の警備員
レジナルド(ビル・コブス)・・・博物館の小男の警備員
ニッキー(ジェイク・シェリー)・・・ラリーの息子
マクフィー博士(リッキー・ガーヴァイス)・・・神経質な博物館の館長
ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)・・・アメリカ大統領
エリカ(キム・レイバー)・・・ラリーの妻

<あらすじ>
職と住居を転々とするラリーは息子ニッキーにまともな仕事に就くと約束する。
そして見つけたのが自然史博物館の警備室だった。そこで待っていたのは警備員のひとりセシルである。他にレジナルド、ガスという2人がいた。ラリーが任されたのは夜の警備であり、昼だと思っていたラリーは渋々ながらも仕事を受けることとした。
ラリーはセシルと博物館を一周し、そしてその夜一人で警備を任されることになった。
従業員も客も誰一人いない博物館を回りながら警備していると、恐竜の骨の化石がなんと動き出したのである。必死に逃げつつ、電話をセシルにかけて助けを求めると、「渡したマニュアルを読め」という。そこには、「骨を投げろ」という命令があった。その後マンモスやら小人やら原住民やらが動きだし、てんやわんやな中一人対処することになったのである。

オススメ度:☆☆☆☆

うむ、ベン・スティラー映画っぽいコメディで、それにファミリー映画としても家族みんなで楽しめる映画。子ども向きでもある作りだけれど、もうちょっと子役が活躍してもよかったのかな、と思います。
この映画のコマーシャルは随分と大々的にやっていたから、いつになく気合いの入った売り出し方だと思っていいたんだけれども、それは成人向けすぎるところが無いからですね。こういう作品もなかなか楽しいものです。
音楽は結構良くて映画にぴったりだと思いますし、ストーリーや細かい設定が非常によい。最後のエンディング前の一コマがま素敵なものを残してくれたと感じられ、後味のよいモノにしています。
家族で見ても面白い映画、ただし離婚という立場であるのが微妙なところかもしれませんが、オススメの映画の一つです。
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2007年10月02日

洋画:Re:Dial リダイアル


掛け間違いの電話をリダイアルで掛け直してきた男が、繰り返し凶行現場の様子を聞かせ、次第に自分へ近づいてくるホラー。

監督・音楽・・・マーカス・スターン
脚本:マイケル・ラスマッセン、ショーン・ラスマッセン、グレン・クーパー

ニコール・フリーマン(モニカ・キーナ)・・・クリスと別れたばかりの女の子
フランク・ハルジー・・・ニコールの事件を担当する刑事
クリス・ラングレン・・・ニコールの元彼

<あらすじ>
クリスと別れたニコールは、その辛さを母親に電話して聴かせたが、それを快く思わずやり直せといい、けんかになった。一度はニコールは電話を切ったものの、やはり母親に電話を掛け直そうとしたが、間違い電話を掛けてしまった。留守番電話で女性がクリスティーンと名乗っていた。
母親と電話し終えたあと、その間違い電話の主から電話がかかってきた。男である。執拗な電話を受け取ったことになる。
しばらくして再び男から電話を受け取った。女性をその場で殺害する現場をニコールに聞かせたのだ。
それからニコールのもとへ、男は電話口に同じ凶行を繰り返し聞かせるのであった。幾度目かの電話では、ついに母親の住所から電話を掛けてきたのである。
犯人はいったい誰なのか、そして真実は・・・?

オススメ度:☆☆☆

このストーリーもかなり怖く出来ていて、ホラーとして非常に面白い。
犯人が掛け間違いに対して、偶然とは思わず執拗に住所を突き止めて、ニコールの恐怖が手に取るように伝わってくる。見えない恐怖が近づくというのはたまらない。
しかしこの結末はどうにかならないものか。後味の悪いサイコなのはいただけない。僕はこういうのが、どうにも苦虫をかみつぶしたかのように気分が悪くて、好きになれないのである。しっかりとした結末で終わらせてくれないと納得出来ず、オチが考えつかなかったのかよ、って勘ぐってしまう。どうにもこれでは、なあ。

しかし主人公モニカ・キーナってのはこういう恐怖ものにでているけれど、なかなかいい女優さんです。透け乳首というのがまたそそるんだけれど、ややぽっちゃりな感じがするんだよな。
まあキャラクターは特に目を見張るところはないです。主人公とその母親の関係が一番特徴的と言うか、感情移入すると言うか。男と別れたとかそういうのよりもよほど無駄にめだったきがしました。 

ホラーとして面白い。結末は自分で見て、面白いかどうか判断してほしいと思います。
結末にこだわらないという方なら楽しめる。僕にはいまいちでしたが。
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2007年10月01日

洋画:ナチョ・リブレ


2006年米、プロレスラーになりたい修道僧がチャンピオンを目指すコメディ。

製作・・・ジャック・ブラック
監督・脚本・・・ジャレッド・ヘス

ナチョ=イグナシオ(ジャック・ブラック)・・・修道院の食事当番
シスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レゲラ)・・・美貌のシスター
ラムセス・・・金のマスクをつけたプロレスラー
チャンチョ(ダリウス・ロセ)・・・修道院の少年
ヤセ=スティーブン(エクトル・ヒメネス)・・・イグナシオの相棒

<あらすじ>
僧侶イグナシオはプロレスラーにあこがれを抱いていた。実際の彼は見習いも終えぬようなもので、食事係さえまともにこなせないほどだった。
とある日街で金のマスクをつけたラムセスというプロレスラーの街の人々の彼をたたえる姿を目の当たりにした。
新人レスラーを募集する張り紙を目にした僧侶イグナシオはそれに触発され、プロレスラーを目指すことに決めたのである。

オススメ度:☆☆☆

まあまあ、というところでしょうか。
ジャック・ブラックのイメージ通りのプロレスはなかなか悪くない。子ども向けでも楽しめるというか、誰でも楽しめる作りです。まあストーリーもまずまずだし、スタンダードな作品です。
気に入っているのはヒロインの修道女が可愛くて、これは確かに惚れてしまうなあ。

ほのぼのしたアクションを見たい方にはオススメですね。
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2007年09月30日

洋画:ダークワールド

原題・・・Darkworld

制作・・・テッド・チャルマース
監督・・・デヴィッド・パルミエリ
脚本・・・アダム・ハックバース
音楽・・・スプリング・クロック・ワンダー

ファロン・・・泥棒の最中見つかり、射殺される
クレイトン・ディッグス・・・
シックス・・・魂を集める男
マラカイ・・・ファロンを射殺する
フェイス・・・ファロンの妹、マラカイの友人
ブライアン・・・フェイスの恋人、ファロンと泥棒を行った

<あらすじ>
人は自分の魂と引き替えに何を得るか。
3人で泥棒をして小銭を稼ごうとしたが、住人に見つかってしまい、一人逃げ遅れたファロンはその場で射殺される。
そのファロンの父親は返せない借金の取り立てにあい、取り立ての男は「娘のファロンの魂をよこせ」と言ったのである。その魂は奪われ、5年間の記憶も抹消され、悪魔の使者と成り果てていた。
そのファロンは実の妹を殺すと言う命を受けたが、裏切り、妹と逃げる道を選択した。
その二人の魂を奪いにくる異形の者たち相手に、果たして生きていけるのかを問う、魂を集める悪魔たちとの対決アクション映画。

オススメ度:☆

まあいいけどね、こういうカルトアクションぽくみせたコメディ。コメディに間違いない。
とにもかくにもアメリカンなこういう映画のノリってのはたまに日本の空気を呼んで間を持たせるギャグ漫画みたいに描かれる。それを実写でやられるとたまらなくヌルい感じで、それが嫌で嫌で。ようするにつまらん。
なにがいいか悪いのかってのは、カネかけてないからってことに落ち着きたい。
予算が少ないってのはやっぱりB級にしかならない。それを狙っていてももちろんいいけれども、もうちょっと楽しみがある映画を求めていたっていうか、なあ。
これが続き物ってのがまた辛いところ。
特殊なB級好きな方にのみオススメ。
セクシーでもねぇこんなん面白くもなんともないってのが僕の感想です。
パッケージ写真とか非常に良く出来ているのに、アマゾンドットコムにはこの商品が見当たらないしなあ。
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2007年09月23日

洋画:不都合な真実


2006年米、元アメリカ副大統領アル・ゴアが環境問題に取り組む講演と、それにまつわるエピソードで環境危機を「不都合な真実」とともに語るドキュメンタリー。

オススメ度:☆☆☆☆

あのとき、日本人から見てもブッシュよりもアル・ゴアの方が共感出来ることを言っていたような気がする。投票数でもアル・ゴア、でもブッシュが買って大統領になった。まあなんとも。
特に昨今、ブッシュ批判は非常に強いし、それに乗じてアル・ゴアが再びこのドキュメンタリーで日本でも久しぶりに名前を聞かせることになったかと思えばブッシュの批判まで含んでいる。
というのはこのドキュメンタリー映画の本質ではないけれど、そういうところも注目していいかもしれない。

さてこの映画は、日本でもたくさんテレビやラジオやらで取り上げたのでご存知の人も多いと思う環境問題が今どのくらい深刻なのかを訴えたもので、この講演を世界中でもやっているというのは知らなかった。その講演とゴアの生い立ちや学生時代の研究が環境問題だったとか興味深いことが聞ける。
テレビで何度も放映されたキリマンジャロの雪とか、そういうのが含まれていて、どれだけ環境問題が深刻化しているか、ということが描かれている。
これをみればクーラーから扇風機に変えてみようとかハイブリッドカーにしようとか感じる人も多いはず。ハイブリッドカーって作るときと壊すときにも二酸化炭素を普通の車と比べてたぶんたくさん吐き出すから、どの程度効果があるのかわからないということもあるけれど、それでも長年乗って製造・排気分以上に燃費を良くしたいよな。僕は徒歩とチャリと電車で車なんてもってないけどな。

この映画も批判がある。ゴアの家のプール代金が数十万だとか、まあ色々。金持ちだし、なあ。
それよりも、地球温暖化なんて大したことじゃない、「環境危機ってのは煽り過ぎだ」っていう学者みたいな人もたまにいるように感じてしまうんだけれど、なんでなんだろう。
北極の氷が溶けても別に影響ないよ、って言うけれど。でも実際に温暖化しているように感じるし、事実として日本の真夏日なり熱射病で倒れる人の数は年々増えているし。確実に影響を及ぼしているこの世の中でこういう環境問題に対して「深刻な危機的状況だ」というのは多分正しい。
アル・ゴアの講演は大げさだかもしれないけれど、それでも深刻であるということを伝えなきゃならないとは思いました。

どうでもいいけど、最近太陽電池で中に入れた電池を充電出来るLEDペンライトを買いました。満タンの8時間照らすために明るい日差しを20時間充電だけれども、こういうのを買おうとはやっぱり思えますね。災害時にも役立つだろうし。って言っても安物だからチャチくて、いざってときに使えるのか不安もあるんだけれども。ま、これがあればエネループじゃなくてもいいからうれしいんだよね。

とにかくみんなに見てもらいたいドキュメンタリー、これは教材に使ってもいいし親子でも見てほしい。一つひとつの家庭で少しずつやっていかなきゃならない時代、いまや日本は自国で決めた京都議定書の目標値を守ることさえ出来ていないのだから。

参考:
日本語公式サイト:http://www.futsugou.jp/
allcinema:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325452
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2007年09月10日

ポリー my love


原題・・・along came polly

監督・脚本・・・ジョン・ハンバーグ

ルーベン・フェファー(ベン・スティラー)・・・保険業でリスク査定担当
リサ(デボラ・メッシング)・・・ルーベンと結婚するが新婚旅行で浮気
サンディ・ライル・・・ルーベンの友人、売れなくなった俳優
スタン・・・ルーベンの上司
クロード・・・浜で裸の男
ポリー・プリンス(ジェニファー・アニストン)・・・ダニーの中学時代の同級生

<あらすじ>
ルーベンとリサは幸せな結婚式を挙げた。
二人は新婚旅行でビーチで泳いでいたところ、丸裸でふたりをダイビングに誘うクロードという男が現れた。リサだけクロードの船に乗り、ダイビングをすることになった。
しばらくしてクロードの船にリサを迎えに行ったルーベンは、その浮気現場を目撃してしまう。激怒したルーベンはそのまま新婚旅行から帰宅する。
そして会社へ出社したところで、事態はすでに社員全員が知っていた。ボスのスタンがルーベンに新しい仕事を頼むことにした。
帰宅したルーベンの家にサンディが訪ねてきて、とあるパーティに誘われ、ついて行ったところでウエイトレスをしていたのがポリーという中学校で同級生だったポリーっだった。彼女を気に入ったルーベンは、彼女を口説こうと決めたのだった。

オススメ度:☆☆☆
まあまあで悪くない。ジェニファー・アニストンは大好きですから。
ベン・スティラーのコメディな風味が抑え気味なのが少し残念に感じてしまうけれど、それはそれで十分楽しめる。売れない俳優と絡むところはおもしろいところなんだけれど、メインはラブコメディのラブにおかれているので、ちょいと残念。まあ新婚旅行で浮気されるなんて喜劇以外の何でもないけれどもね。
まあそのくらいでしょうか。最後のシーンのサンディのシーンが特徴的で気に入りましたね。
たまにはこういう抑え気味なベン・スティラーが出ている映画もいいですね。
しかしキャストも悪くなく節々に見られるコメディセンスはなかなかなのに、どうして映画は退屈な感じが出てるんだろう・・・。必殺のギャグが不足しているからかな。あるいは脚本がさほどでもないってところかな。わかんないけど、正直もうすこしがんばってほしかったかな。

こういう邦題にするセンスってのがとにかく気に入らないけどな。
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2007年09月02日

洋画:おまけつき新婚生活


1993年米。同居人の奇行と追い払う挑戦を描いたコメディ。
原題・・・Duplex
監督・・・ダニー・デヴィート

アレックス(ベン・スティラー)・・・作家
ナンシー(ドリュー・バリモア)・・・アレックスの妻
コネリー夫人(アイリーン・エッセル)・・・100を越えた老女
チック・・・作家、実は殺し屋
ダン・・・警察官

<あらすじ>
マイホームを探すアレックスとナンシーは、興味をそそられる家が見つかったのだが、それは2世帯住宅で、コネリー夫人という100を越えた老女が住んでいた。今の大家も出て行ってほしがっていたが、それがなかなか出て行ってくれないという困った事態であった。しかしそのその家に一緒に住むのも抵抗があるが、もう老い先短い老人と住むなら、とよこしまな考えをして、その家の大家として契約し、一緒に住むこととした。
しかし困ったことに老女らしい好き放題な振る舞いにはアレックスは手を焼き、原稿も滞るはめになってしまった・・・。

オススメ度:☆☆☆

ベン・スティラー映画としてはまあまあです。笑えるコメディです。
老女が脱ぐところとか吐瀉物が飛び散るとか、もう酷い撮影効果で、ちょいと引く感じで観てました。
こういうおまけつきの家と契約しては絶対ダメというのはわかりました。迷惑な住人というのはどこにでもいる話ですし、とくに迷惑おばさんなんていう笑えない珍犯罪事件があるくらいですから。法律的にも、家を貸す側としては退去して貰うのに「出て行ってくれ」というだけでは出て行かないでいいらしいですからなぁ、住居は生活必需品だからという理由ですから。こういう珍騒動を起こしている人まで追い出しづらいというのは、結構な迷惑な話ではあります。
とりわけ素晴らしいというもんでもないんですが、この映画のオチは良かった。これが全て持っていってくれます、イイ感じの映画でした。
posted by しょうへい at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする