オススメ度:☆☆☆
「死霊のはらわた」のサム・ライミ監督。
トビー・マグワイア、キルティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ出演。
飛来した付着物をスパイダースーツに取り込んでしまい、黒い色へと変わったそのスーツは、自分の黒い欲望を忠実に表したものだった。そのスーツのまま恋愛のもつれを解決しようとしたピーターは一時は婚約まで考えていたMJを心底傷つけてしまうことになる。そのスーツを脱いだが、そのスーツを着るものが現れてしまい、また変身能力をもった脱走囚までもがスパイダーマンと対決することになるヒーローアクションストーリー。
まあ、最初から言っておくと、スパイダーマン1には遠く及ばない。
最初からアクションシーンがあり、記憶喪失のシーンやらがあって、それと逃亡した男が分子分解されて新生物と変化する力を持ってしまうという、かなり奇想天外なマンガチック色が濃くなり、まあ面白いとは言えるんだけれど、ちょっと先が読めてしまうストーリーかもしれません。
そのストーリーは練り込まれていて平行するストーリーが織りなすんだけれども、どうにもそれがこんがらがり気味になっているのが残念なところ。ちょっとわかりにくい。
その一つが、過去と関係するという事件の一つの答えとなっているし、もう一つは友人であるハリーとの決闘でもある。
それらをわかり易くしてくれた方が映画に集中出来たんだけれど、あれ、と思ったらなんだかよくわからなくなってしまうんですよ。
だから映画を長く感じてしまったから、短くしてくれれば、と思いました。
今回残念だと思ったのは、前作までなら登場人物の心の機微というものがよく表現されていたのが、あまりにもあっさりとしていたのもあまり好きじゃないかもしれません。
またアクションとしても最後の弱点発見とか、決着がなんだか納得いかないような感じが残りました。
それに、ピーター・パーカーの成長が1では面白かった見所なだけに、期待したものとはかけ離れてしまったという感じは否めませんでした。
と辛口ですが、曲がりなりにもスパイダーマン、エンターテイメント性は抜群でした。
デートならやっぱり盛り上がる映画です。
涙のシーンはないものの、ピーター・パーカーとMJの恋愛の揺れ動きとハリー・オズボーンの友情は心に響くものであると思います。
2007年05月29日
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