まあ悪くなかった、とは完全には言い切れません。どうしてこういう演出するんだろう、って首を傾げてしまうセンスの悪さ。あの赤ん坊のでっかい奴。あいつ。なんだ、あれ。吹き出してしまうのは監督の狙いなのかなんなのか・・・。それと、百鬼丸とどろろの出会いのシーンの、なんだあの丸い画面。それもあの場面だけ、って、狙うんなら全編そういう感じで古くささを出してほしかったんだけど。
それにしても最後の悪の親玉の中井貴一の変身姿、あれは禍々しくておどろおどろしくてよかった。あれだけ悪そうなメイクも珍しい。
でも一番どうでもいい、と思ったのは、どろろ。柴咲コウ。てやんでぇ口調、似合わないし、言い慣れていないからと舌が回っていないから演技がド素人の様に感じられます。それにあの役柄、いらないんじゃないのか? ワトスン役にも成りきれてない、中途半端な存在でした。もうちょっとストーリー的に見せ場があっても良かったんじゃないかと思いました。
そんな感じ。スプラッタ描写のある子ども向け邦画アクションでした。妻夫木かっこいいけど、ストーリーとか心理描写がどうでもよいというか、話のつながりがよくわからなかったり、最後は結局どこでどうしたらそんなふうに許しちゃうんだよって感じてしまったり。
もうちょっと頑張ってほしい感じの作品でした。

