2008年06月14日

Vシネマ:監禁工場 反逆のアマゾネスたち


借金返済のため、得体の知れない鉄工所に監禁され働かされ暴力を振るわれる女工の話。

監督・・・廣田幹夫

長澤梓(佐山愛)・・・恋人の借金をかたに、女工となる
ケント・・・梓の恋人
尚海(正田美里)・・・女工の一人、他の女工に一目置かれている
由梨(今野梨乃)・・・梓にぶつかる女工
陽子(浅田なつき)・・・女工

<あらすじ>
梓は恋人・ケントの借金の保証人となり、自ら恋人の働くキャバクラで共に働く。
しかしなれない仕事で、また稼ぎも振るわなかった。そんなとき、おなじキャバクラ嬢のリサが常連客に強姦されそうになるのを目撃し、その現場を取り押さえたのがケントだった。ケントはそれが原因で失職しかねない状況へ追いやられ、その借金返済のためマネージャーが別の仕事先を紹介し、稼ぎがよいと説得され、そちらへ行くこととなった。
神山鉄鋼極東工場、その場所は得体の知れない鉄工所であり、女工だけが作業をしていた。そして梓はその一員となった。そこは規律厳しく、また暴力も頻繁に行われた。強姦もあった。苦しい日常のとある日、よくしてくれていた尚海が脱走したのだった・・・。

オススメ度:☆☆

セクシーVシネマってのは演技とかしゃべりがめちゃくちゃへたくそなもんだと思っていたけれど、これはそうでもない。「キミ犯人じゃないよね」の要潤のほうがよほどわざとらしい。
ストーリーも極力無駄が省かれていて、セクシーVシネマ特有の、あるいはB級映画にある特有の無意味な印象的メタファーっぽく見せる場面が少なかったのは好印象。まあ、意味ありげな言葉だけ印象的にして無意味だったり、というのはあるけれど。
話の中で一番よくわからないのは、医者との人間関係。あいつはいったいなんで優しかったんだっけ? 梓にだけ優しいとかの理由もよくわからなかった。前作をみるべきだったかなあ。

作品としてはまあまあで、Vシネマの面白さは持っています。ある意味でオーソドックスなタイプであるかもしれません。監禁されて働かされて、いつかは脱出して・・・という。
撮影した工場ってのはどうやって拝借したのか気になるものです。本格的な町工場で、板金とか溶接とかあるってで、「映画撮影」って言って借りるんかなぁ。おっぱいぽろんぽろんなセクシーVシネマだよって言ったら借りづらいよなあ。

気づいたけれど、監督の廣田幹夫って「エコエコアザラク」「デビルサマナー」のテレビシリーズの監督やってたんだ、なるほど知ってる知ってる。
posted by しょうへい at 11:29| Comment(1) | TrackBack(0) | セクシー映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

リッチー・サンボラ、飲酒運転で逮捕

ボン・ジョヴィを支え続けているギタリストのリッチー・サンボラが飲酒運転で逮捕のニュース。記事(ロイター通信2008年 03月 27日 11:45 JST)

ロックンローラーだのミュージシャンが事件を起こすのが当たり前だった時代は、リッチーがデビューした当時くらいで、いまや飲酒運転であっけなく逮捕だ。麻薬だの暴力だので逮捕されるというようなものでもなく、ミュージシャンが逮捕されるにしては、言っては悪いがハンパだな。
ただ今回は子どもを自動車に乗せていたというのが焦点になりそうで、それがいささか気になるところ。

やっぱり飲酒運転ってのはどこの国でも禁止だよな。

これでリッチーがボン・ジョヴィから脱退ってことはないだろうけれども。
posted by しょうへい at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月15日

邦画:泳げない女


人生の破綻した男女二人の、さらなる破綻を描くVシネマ。

監督・脚本・・・堀井彩

多菜子(黄金咲ちひろ)・・・上京して男に騙された女
石井(増田俊樹)・・・ヤクザ崩れ
切子・・・石井の妹
晃・・・多菜子の昔の恋人

<あらすじ>
ヤクザに見放され、ヤクザ崩れとなった40過ぎの仕事もない男。
男に貢がされて気づいたらすべてを失った女。
二人は同居する仲となり、無職の石井を多菜子が働き支えていた。
そんな中、多菜子は昔の恋人である晃と再会し、関係を持つようになった。
だが晃は恋人と結婚間近の状態であった。
とある日石井の元へ、晃と多菜子の情事の写真が届けられた。

オススメ度:☆☆

まああんまりおもしろくなかった。どうすれば感じればいいの、というか。
画面効果は意味ありげというか、そういう狙いでやっているから、無意味なんだかなんだかわからない効果を使っているんだけれど、それでなにを伝えたいのかあんまりわからないというのが正直なところ。
なんだあの説明台詞場面展開は。やめてほしい。あれでなんどビデオを止めようと思ったか。だいたい複雑なストーリーの背景を長ったらしい説明台詞でどうのこうのしようとしたって、理解しづらいし覚えていられない。
ストーリーもちょっと、なあ。
結局なんのメタファーなのかこの映画は。抽象的すぎてわからない。
ただそれがVシネマの雰囲気というか、嫌いでは決してない。

この主人公の黄金咲ちひろのエロシーンはすばらしかった。AV女優かと本気で思ったんですけれど、どうやら違うようです。ちょっと調べたら、この人以前「怒りオヤジ」に出てたのを思い出しました。たぶん去年。「怒りオヤジ」に出てたときはおばさんみたいなイメージだったけれど、この映画だと全然違うじゃん。室井佑月との対局でものすごい気まずいのを覚えています。あんときの人かー、金ぴかの格好が開運とか言っていた胡散臭かった人。
でもこの映画ではものすごくエロい。もうすごかったー。それに最初のえげつないリンチシーンみたいなのを演じるような人に思えなかったから、まさか同一人物とは思いもよらなかったけどね。
たぶんこの女社長です。リンク
posted by しょうへい at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

邦画:陰日向に咲く

オススメ度:☆☆☆☆☆

もう泣いた。泣きつかれた。
映画館では涙を拭ったりすると音が立ったり画面を見れなくなるので放っておくのだけれど、そんなことが何度も繰り返されるとなると泣きつかれるし画面がぼやけるしもう眼が痛くなってくる。
西田敏行に泣かされ、まあこれは想定してたけれど西田敏行だしきっと泣かせにくるに違いないまあそのために今まで苦しいことがあっても泣かずにためてきましたみたいな状態で映画館はいったんだし、岡田准一に泣かされ、かあさんの手紙に泣かされ、またもやこれでもかってくらい岡田准一に泣かされ、もっといろいろあるけどもう散々だった。こんなんなツラで映画館から出る人の気にもなってほしいと思いました。
連れのハンカチひったくろうとしたら鞄にしまっていてとれなかったらしくこっちはぼろぼろのまま映画が終わってライトアップの時間になってしまったのが恥ずかしかった。
それくらい泣かされました。終わってぐったりです。

ま、泣くのといい映画ってのは全く違うけれどもね。
でもこの映画は実によかった。
半端にしか生きられないだめ男の、半端な努力や半端な正義感、といった心の揺らぎの表現が非常に巧みで、それを演じる岡田准一ってすごいいい役者だなぁ。かっこわるい役を等身大で演じられているというか。彼かっこいいけれど、それだけ映えるね。
ほかにも宮アあおいとかいろいろとよい俳優に恵まれ、すっと心に入ってくるくらい演技がよく、特に文句なし。
ストーリーも幾重にも凝らされた引っかけと見事に引っかかったクチだけれど、それでもそんな手口に引っかかってよかったと思ってしまった。まあそういう気がする、って疑いは常にあったけれど、やっぱり、という部分もない訳ではないけれど、それはそれですばらしい。
一番いいキーワードは多分、「桃缶」でしょうね。ああ桃缶が、ってシーンが重要です。

でもオタクの話がストーリーとしては引っかかってこなかった。
どっかでつながるとか隠喩とかになっているというわけではない、と思ったけれど。そこが心残りでした。それは独立して楽しめるけれど、ちょっと綺麗にまとめ過ぎじゃん、とか感じて、すこし浮いた感じが否めませんでした。それが残念です。

とまあ、今年一番のおすすめ映画を早くもみてしまいました。
また観ていない人は今すぐ行くことを勧めたいですね。
劇団ひとりにちょっと表れているちょっとばかり垣間見える暗いところに共感がわきそう、とかいう人にもおすすめです。

あ、言っとくけど、あのエンディングテーマには反対です。あの終わり方にしてあの歌の明るさはミスマッチもいいところです。選曲には重々気をつけていただきたい。あれが一番いけていなかった大罪です。

映画「陰日向に咲く」公式サイトリンク
posted by しょうへい at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月22日

洋画:アンダーワールド


ヴァンパイア対ライカン(狼男)を描くSFアクション。

セリーン・・・女性ヴァンパイア、処刑人と称される
クレイヴン・・・ビクターの後任としてリーダーとなったヴァンパイア
エリカ・・・
ルシアン・・・ライカンの殺されたリーダー
マイケル・コーヴィン・・・ライカンに狙われる人間

<あらすじ>
ライカンのリーダー、ルシアンがついに殺された。
それによりちりぢりとなったライカンたち、それによりヴァンパイアの勝利は近づくことになり、それから6世紀、戦いは続いている。
ライカンの数は劣るものの、それでも手強い。
ヴァンパイアはライカンとのゲリラ戦を続けている中、ライカンがある人間を探しているということに気づいた。
なぜライカンはマイケルという人間を捜すのか、その真相は・・・?
そして、ライカンとヴァンパイア、どちらが生き残るのか。

オススメ度:☆☆☆

まあまあおもしろいB級映画で、「ブレード」の一作目を想起させる。
舞台が現代ということでキャラクターの武器が銃というのもまた似ている。銀の弾丸、不死、満月、たいてい吸血鬼や狼男のキーワードを抑えた、まあまあおもしろい作品でした。
吸血鬼を主人公とした作品であるけれど、ライカン(狼男)側としてもおもしろいテーマが複線的にあるのがおもしろい。
キャラクターは脇役がちょっと多くて、めんどくせー、って少し思います。似た格好のがヴァンパイア、ライカンどっちだったっけ、と紛らわしい。
それよりも特殊メイクがおもしろくて、人間の姿から変身するところは非常に興味深い。ライカンに変身するところの変わり方が気色悪くて、それがクリーチャー映画という感触がおもしろく感じられるものです。

でもまあ、アクションとしてはおじいちゃんまで剣を振るうのが観ていていたたまれなくなりました。それは置いておいても、たいしたことない。拳銃撃ってる吸血鬼ものなんていまや珍しくないですが、なんだか盛り上がりやら緊迫感やらに欠ける、いまいちなところ。

たまにはこういうのを観てもいいかな、とは思います。キャラクターのかっこよさは確かですし。
この映画も「ブレード」の一作目みたいに、B級くささがあっても次回作からものすごく注目される大ヒット映画になる可能性もありますし。
posted by しょうへい at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする